今更ながら、「乾き。」を見ましたぁー。


監督さんが「告白」を監督された中島哲也監督だそうで。
でも、見てて、「あ。この撮り方とか色の感じとか残酷性が中島監督っぽい!」って
いうのは、感じましたね。
しかも、今回は、中島監督が脚本にも加わっているので
余計に中島監督色が出ていたような気がします。



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あと、小松菜奈さんの演技力がすごい!
あんなにブチ切れられる役ってなかなか普通の子には、難しいかなぁと
思いました。
そして、役所広司さんは、ホントにこの映画には、
すっごい、適役で親子でブチ切れ具合がハンパないって感じで
面白かったです。



ちなみに、あたし、こーゆー映画が大好きなのです。
たぶん、自分の中にそういった願望みたいなのが
あるんですかねぇ。。。



だけど、絶対に、自分が人に対して暴力をふるうとか
そーゆーことは、やっぱ、あたしは、理性が働くので
今まで人を殴ったことは
ほとんどないです。



たぶん、そこの理性をぶち壊したいとゆー自分の中で
奥底に潜んだものがあることは、確かです。



なので、暴力性よりも、残酷性の強い部分、
精神的痛みが大きい映画とかが、なぜか好きなのです。
それは、たぶん、育った環境によるものかなぁと思います。




で、まぁ、ちょっと、ネタバレにもなるので、
これから、見るよ!って人は、この下の方は見ないでくださいね。






















で、加奈子なんだけど、女として変な魅力を持った人間なんだろうねぇ。
人の裏の顔を見抜いてしまう力とかが強いんだと思う。
それを、利用して人を惹きつけて、相手の言って欲しい言葉を与えて
壊す。めちゃくちゃだよね。
なんだろねー。やっぱ、父親の血を引いてる部分と
寂しかったんだろうね。
「乾き。」というのは、そこからきてるのかなぁと思う。
シャブをやってると喉が乾くというのをかけてるのかなぁとも
思ったりもした。
加奈子は、気持ちがいつも涙が出ないほど乾いていたんだと思う。
家族が子供を放置するとあーゆう結果になるという
ちょっとした、メッセージなのかな?とも思った。




あたしも、ほっとかれて育った部分ってあって、
うちは、まだ、おじいちゃんとおばあちゃんがいてくれたから、
あたしは、理性が働いた状態で今いるけど、
もし、いなかったとしたら、絶対、ぶち壊れてると思う。
今は、祖父と祖母の優しさが心の中で占めてる部分が多いから、
特に、そんなに人と違ったとこがあるわけでもないように育った。
でも、それが、なかったら、人の痛みもわからない人間になってたと思う。






今、両親共働きの家庭って多いじゃない?
そーゆー子が大きくなった時ってどう育つのか、
少し、気になる。。。



うちの場合、両親共働きでしかも、両親の仕事は
平日休みだったので、
土日にどこか出かけたとゆー記憶がないのだ。
親に遊んでもらった記憶もない。




今の子は、まだ、親が土日休みの子とかが
多いから、いいのかもしれない。。。




あたしは、なぜか、加奈子の気持ちが痛いほどわかってしまう。
自分が、乾いてしまってるから、
たぶん、人の未来もめちゃくちゃにすることが楽しかったんだろうし、
怖いものなんてなかったんだと思う。
だから、相手が誰であろうが、めちゃくちゃやりたいようにやってたんだと思う。
守りたいものがなかったから、怖いものもなかった。
だから、殺されることも怖くはなかった。
だから、無邪気に先生に写真を見せたんだと思う。




なんか、見終わってから、なぜか、あたしは、加奈子に
共感できてしまったのだ。



なかなか、そんな映画って、あたしは、ないんだけど、
久々に共感できた映画だった。






でわ~。






「乾き。」を見た人で、映画についてのコメント待ってます。